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「川西支店勤務を命ずる」
平成5年の4月末、銀行に入行して約1か月の集合研修を終え、本店会議室で上記辞令を受けとった時、私と川西市とのご縁が始まりました。
今でも、その時の辞令を受け取った新鮮な気持ちは銀行の前を通るたびに思い出します。
今の私にとって、下記の3つの意味でも「川西市」は特別な存在となっています。
兵庫県川西市にある「川西能勢口駅」は阪急宝塚線の大きなターミナル駅ですが、「川西支店勤務」と聞いた瞬間に勤務地が「関東だ!」と想像したぐらいで、恥ずかしながらこの「川西能勢口」駅の存在自体を知ることがありませんでした(宝塚線は幼い頃に蛍池駅までしか乗ったことが無かったので・・・)。
まだ能勢電鉄の駅が高架下で、モザイクボックスが建設中だったこともあり、色々なことが新しくなる雰囲気がありました。
銀行では最初に預金課に配属されるのですが、窓口応対の勉強として、有休を利用して他の銀行に赴き、実際に預金口座を作っては窓口応対の勉強もさせていただきました。
その後、融資業務に携わることになるのですが、預金課から融資課に配属替えになった際の引継ぎがほとんどなく、大変だったことを覚えています。
上司も住宅ローンには詳しくはなく、業務中に分からないことがあれば、豊中の独身寮に帰った際に近隣店で住宅ローンを担当していた先輩に部屋に入り込んで質問攻めにしたことも・・・。
そして、カードローンを担当されていたパートさんにも本当に助けていただきました。
当時の上司によく言われたことが今でも頭に残っています。
「銀行はお金を扱う仕事やけど、結局、最後は「人と人」。お金の流れだけを見てても、その人がどのような人物かをしっかり見ておかないといけない」。
額面通りにとると、何か冷たい印象を受けるかもしれませんが、今ではその上司が言いたかった本当の意味が分かります。「人と人とのご縁を大切に」。
根底にはこういった想いが詰まっているんだと。
銀行で住宅ローンや融資業務を行っていると、担保設定等で司法書士と接する場面がどうしても出てきます。
学生時代、私は経済学部でメーカーに絞って就職活動を行っていたこともあり、金融や法律に関する知識はそれほど高くありませんでした。
ましてや司法書士って名前すら聞く機会がありませんでした。
融資課に配属後、司法書士の先生と打ち合わせを重ねるうちに、「こんな仕事があるんだなあ・・・」と少しずつですが関心を持ち始めていたと思います。
日々、融資業務を通じて多くのご相談ごとが生じます。
特に相続関連で言うと、会社オーナーから中小企業の社長さん、個人事業主、一般家庭に共通しているのが「家族間の相続争い」「(争い回避の)遺言書作成」「生前贈与(相続対策)」といったご相談です。
皆さん、銀行だからという訳ではないのでしょうが、結構相談して下さるんですね。
それに伴って、銀行でお付き合いのある税理士さんや司法書士さんをご紹介するのですが、専門家の得意分野(税金面や法律面)がそれぞれ違い、お客さまにご提案する内容が各専門家で違ったりすることもありました。
当然、人が変われば提案内容も変わることはあるでしょう。
そういった違いを分かりやすく皆さんにご説明し、各専門家のつなぎ役になれればと全体最適を提案できるようファイナンシャルプランナー資格等を取得した時に、お金の事だけではなく法律の事も勉強してみたいとかねてより関心を持ち始めていた司法書士資格を目指すようになりました。
このような流れも、銀行員としてこの川西支店に勤務しなければ無かったのかもしれません。
当時、私のいた銀行では融資課の人間が営業に出ることはありませんでした。ただ、新たに転勤してきた支店長が斬新な考え方をする人で、「住宅ローンの営業に行ってこい!」との話になりました。
いわゆる融資額ノルマもありましたので、確かに不動産屋さんに営業に行くのは不動産屋さんが来られるのを待っているより効率がいいな、なんて単純に考えていました。
しかし、本来この営業行為はローンセンターが担当していたので、私の知らないところでセンターとの地盤争いが生じないよう支店長が調整してくれていたようです。
川西の業者さんでは、花屋敷、寺畑、中央町、小戸地域を得意とする業者さんに大変お世話になりました。
北部では、多田グリーンハイツに業者さんがいらっしゃいましたので、緑台、水明台、向陽台、大和地域を走り回っていました。
司法書士となった今でも、上記地域のお客様のご自宅にお伺いする際に「(銀行員時代は)よくここを通ったなあ・・。」なんて懐かしく思います。
上記のような大切な思い出が詰まった川西市。
司法書士としてこの川西市でお仕事をさせていただくなんて当時は思っても見ませんでした。
平成5年に銀行員として辞令を受け赴任したこの地で、初心を忘れず、地域の皆さまと人と人とのご縁を大切にしながら、抵当権抹消手続きを中心に司法書士業務を通じて恩返しが出来たらと願っています。
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